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日常におけるセキュリティ対策について

セキュリティ対策はネット(インターネット)に接続する全ての電子機器に必要です。

各自ご利用の電子機器についてセキュリティ対策が実施されているか、定期的にご確認をお願いいたします。OSの自動更新やウイルス対策ソフトの自動定義ファイル更新が正常に動作しておらず、電子機器が危険にさらされた事例が本学でも発生しております。

ご自身が被害者になるだけでなく、ネットを経由して加害者になる危険があることを認識し、以下の点について確認し、対策をお願いいたします。

※なお、以下で案内する対策についてより詳細な操作手順等を説明したフォローアップ資料を作成しております。             情報機構HPの「学生向け利用ガイド」、「教職員向け利用ガイド」からご確認ください。

1.ウイルス対策ソフトをインストールし、かつ定義ファイルは最新にする

各自ご利用の電子機器には、ウイルス対策ソフトを必ずインストールしてください。ご利用のウイルス対策ソフトのバージョンがサポート終了になっていないか、ウイルス定義ファイルが古いままになっていないか、確認してください。1週間以上更新されていないウイルス定義ファイルは自動更新に失敗している可能性があり、危険です。時々手動でウイルス定義ファイルを更新し、セキュリティ対策ができているか確認してください。

2.利用OSに最新の修正プログラムを使用する

「修正プログラム」とはシステムの脆弱な部分を補修するためのプログラムのことです。
OSに脆弱性対策のプログラムが提供されない古いバージョンの電子機器は使用してはいけません。現時点で、Windows 7,Windows 8,Windows8.1はサポートが終了しているため、修正プログラムは提供されません。
WindowsOSだけでなく 、MacOS、スマートフォンのOS(AndroidOS、iOS)も、サポートが終了したOSを利用していると、修正プログラムが適用されないため、大変危険です。
多くの電子機器は各OSの開発元から自動でダウンロードし、インストールする設定になっています。修正プログラムを自動でアップデートする設定になっていても、正常に動作しているとは限りません。時々手動でアップデートし、セキュリティ対策ができているか確認してください。

3.安易なパスワードを設定しない

覚えやすいからといって、簡単に推測できるようなパスワードを使用したり、個人情報をそのままパスワードの値として設定したり、使いまわしをしていると、電子機器を乗っ取られる可能性があり大変危険です。パスワードは複数の単語を組み合わせ、英数字を使用して推測されにくいものを設定してください。

4.電子メールやSNSのファイルやリンクを不用意に開かない

電子メールやLINE,TwitterなどのSNSで、ファイルやWebページのリンクが含まれる場合があります。ファイルはウイルスチェックしてから開くようにしてください。またWebページのリンクを安易にクリックすると不正なサイトへ誘導され、大変危険です。身に覚えのない内容は無視し、削除してください。

5.Webブラウザ(Chrome, Edge, Firefox, Safari等)の最新バージョンを利用する

Webブラウザは新しいバージョンに更新しなくてもWebページ閲覧は可能ですが、バグや脆弱性が修正されず、ウイルス等の感染のリスクが高まります。
自動更新機能があるWebブラウザも存在しますが、自動更新がOFFにされている場合もあるため注意が必要です。時々手動でWebブラウザのバージョンを更新し、セキュリティ対策ができているか確認してください。

6.Adobe製品の最新バージョンを利用する

Adobe社製 「Adobe Acrobat Reader」は多くの端末にインストールされ、Webブラウザと連携して動作しますので、脆弱性を放置しているとWebページにアクセスしただけでウイルス感染する場合があります。時々手動で製品をアップデートし、セキュリティ対策ができているか確認してください。

7.外付けメディアを利用端末に接続する時はウイルスチェックを行う

外付けメディア(データが入ったUSB接続機器やmicroSDカードなど)を接続する時はウイルスチェックを行うようにしてください。逆に外付けメディアを自分が管理していない電子機器に接続すると、ウイルスに感染する危険があります。